【初心者必見】ブランディングとマーケティングの違いを詳しく解説

【初心者必見】ブランディングとマーケティングの違いを詳しく解説

マーケティングを勉強していくとブランディングという言葉が出てきます。

 

でも、特に、最近マーケティングを勉強し始めた人にとっては、

  • ブランディングとマーケティングの違いがわからない

という人も多いと思います。

 

そこで、今回はこの2つの言葉の違いは明確にするための記事を書いてみました。

ブランディングの手法とマーケティングの手法の違いにより、顧客へのアプローチが変わってきます。

 

様々な情報を網羅しておりますので、是非最後まで読んでマーケティングを実践で活用できるように

 

ブランディングとマーケティングの違いとは?

ブランディングとはブランド価値を高める活動のこと

マーケティングの勉強をしていくと出てくる言葉がブランディングになります。

そして、その定義は以下の通りになります。

 

ブランディングとは、『企業や個人が持つブランド価値を高めるための色々な活動のこと』です。

 

そして、その活動の結果、『顧客にとっての価値を提供することができるブランドとして認知され選ばれること』を目指します。

 

例えば、

  • デザイン
  • シンボルマーク
  • キャッチフレーズ

などは複数あるうちの1つの例ですね。

 

では、なぜこのような活動をするのかというと、市場でのポジションを獲得するためにします。

 

ブランディングすることで市場でのポジションを獲得する

なぜ、ブランディング活動をするかというと、市場でのポジションを獲得するためです。

でも、マーケティングを勉強始めたばかりの人は『市場でのポジションとは何?』と思いますよね。

 

そのわかりやすい例と言えば、『○○と言えば○○』と一番始めに認知されることです。

つまり、一番始めのポジションを獲得することがブランディングのための活動になります。

 

例えば、『コンビニと言えばセブン』とか、『革命的な製品を出す企業と言えばアップル』とかですね。

または、『検索エンジンと言えばgoogle』のように、これがポジションを獲得することになります。

 

では、このような活動をするブランディングと比較してマーケティング活動とはどのように違いがあるのでしょうか。

 

マーケティングとは物が売れる仕組みや仕組みづくりのこと

ブランディングとは『○○と言えば○○』というように、他の商品との差別化をする活動をすることでした。

 

では、マーケティングとは何かというと『物が売れる仕組みや仕組みづくりのこと』になります。

顧客に価値提供をし、顧客から『欲しい』と思ってもらう活動になります。

 

ちなみに、マーケティングの第一人者であるフィリップ・コトラー氏の言葉を引用すると、マーケティングとは以下の通りに定義されています。

『マーケティングは生産物を処分するための技術などではなく、本物の顧客価値を生み出すための活動で、顧客の生活向上を支援する概念でもある』、『マーケティングの役割とは、たえず変化する人々のニーズを収益機会に転化することだ』

引用元:wikipedia

 

つまり、ブランディングにしてもマーケティングにしても方法は違いますが、どちらも『顧客に価値を提供し商品を提供すること』になります。

 

では、ブランディングは、

  • デザイン
  • シンボルマーク
  • キャッチフレーズ

などで、他者製品との差別化するのに対して、マーケティングは、

  • 4C分析
  • 4P分析

などの様々な分析をして駆使して自社商品効果的にアピールして顧客に価値提供をしています。

 

では、それぞれの分析方法はどのような分析方法なのでしょうか。

 

マーケティングの4C分析とは顧客や消費者からの視点での分析

マーケティングの4C分析とは英単語4つのCに由来しています。

それは、以下の4つになります。

  • Customer value(顧客価値)
  • Cost(コスト)
  • Convenience(利便性)
  • Communication(コミュニケーション)

 

つまり、

  • 顧客にとっての価値とは何か
  • 顧客にとってのコストとなる負担は何か
  • 顧客にとっての利便性とは何か
  • 顧客とのコミュニケーションは正しく取れているか

という視点で分析していく手法です。

 

詳しくはこちらの記事にまとめているので、マーケティングの4C分析について知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。

マーケティングの基本である4C分析を初心者のために詳しく解説!

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2018年12月1日

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マーケティングの4P分析とは製品開発側の視点での分析

マーケティングの4P分析のPとは以下の4つの英語の頭文字をとっています。

  • Product(プロダクト:製品・商品のこと)
  • Price(プライス:価格のこと)
  • Place(プレイス:流通のこと)
  • Promotion(プロモーション:販売促進のこと)

 

先程の4C分析が顧客視点での分析であったのに対して、4P分析は商品開発者側の視点での分析になります。

 

具体的に言うと、

  • どのような商品を
  • どのような価格で
  • どこで
  • どのように販売するのか

という分析になります。

 

こちらの記事も詳しくは詳しくまとめています。

ですので、マーケティングの4P分析について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。

【マーケティング初心者用】4P分析とその使い方をわかりやすく解説!

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2018年11月29日

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では、どちらの分析が優れているかというとそれぞれ必用になります。

 

4P分析も4C分析も両方必用

マーケティング初心者の人は『4C分析の方が顧客視点での商品開発のためいいのでは?』と考えます。

確かに、顧客視点という意味ではその通りです。

 

ですが、この場合だと大規模なリノベーションが行われない可能性が高いのです。

なぜなら、既存の製品の改善になるからですね。

 

例えば、アップルが発売したiPhoneは4C分析をしていたら売れたでしょうか。

そんなことないですよね。

 

それよりも、アップルが『パソコンと電話が一体となった物をつくり世界を変えたい』という考えのもと開発し商品化したからこそ、ああいう製品が発売されたのです。

 

ですので、4P分析、4C分析とも両方とも必用と言えるでしょう。

 

最後に

今回はブランディングとマーケティングの違いを紹介しました。

 

ブランディングとは他者と差別化し商品を販売する手法で、マーケティングとは様々な分析から商品を導き出し売れる仕組み作りや仕組みのことでした。

 

ただ、どちらも商品を販売するという点では変わりません。

その手法が違うだけですね。

 

どちらが優れているというのではなく、どちらも必用になります。

是非覚えておいて欲しいと思います。

 

また、より詳しくマーケティングについて知りたい人はこちらの記事も読んでみてください。

【初心者必見】マーケティングの基本5W1Hとは?実用例も紹介!

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2018年11月19日

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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